2011年6月1日水曜日
movie-2 ロビンフッド
ロビンフッドを観て、一番印象に残っているのが、ロビンがマリアンにささやくこのセリフ「やさしく誘えよ」。ケイトブランシェット扮するマリアンを見ていると、気高く潔癖性の彼女に絶対通用しないことばだと強く感じるけど。
獅子王リチャード一世が率いるイギリス軍がフランスでのやりたい放題を見ていると、ゴドブリーの反逆も理解できる。戦争は視点の置き方でどうとでも見えるから。百年戦争もこの延長線だもの。
中世のイギリスが舞台のこの映画、やっぱり英国は女性が統治して偉大な国が誕生するのだなあと、つくづく思ってしまった。計画性のない王には立派な人材はついてこないよね。それに比べ、ゴールデンエイジのケイトブランシェット、エリザベス女王の軍隊を鼓舞する檄。こうでなくっちゃ戦えないでしょ。そんな立派なマリアン、ブランシェット様を「やさしく誘えよ」とは、このギャップがたまらなく愉快だった。ふにゃり目のラッセルクローがボソッというからよけいマッチしてvery good.
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