2011年6月27日月曜日
自然の掟は厳しい
3年ぐらい前だと思うけど、我が家の軒下のツバメのヒナが、オナガにすっかりさらわれてしまったことがある。尾が長いことからオナガという。ブルーと黒と白のきれいな鳥であるが、とんでもないヒナキラーである。鳴き声は行動に比して「ギエー」と決してきれいとはいえない。
ところが、自然のサーキュレーションは皮肉なものだ。そんなオナガもカッコウにかかってはとんでもない受難である。ツバメを食べてしまうオナガはカッコウに托卵されてしまう。
托卵とは、、、。カッコウはヒナを自分で育てない。仮りの親(オナガ)の目を盗んで、オナガの巣に卵を産む。卵からかえったカッコウのヒナは、その巣の権利を持つオナガのヒナを蹴落として、自分だけオナガからえさを独り占めし、成長して巣立っていく。こんな理不尽なこと許される自然って厳しいですね。
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