2012年11月21日水曜日

The Amazing Spiderman

movie-9  The Amazing Spiderman





 アメコミからうまれた「スパイダーマン」シリーズの
new version『アメイジング スパイダーマン』。

 昨今は、映画館に行かなくてもiTunesで好きな時に観られるからとても便利。こんな映画環境が私は大好き。まったくの "OTAKU" 。

この映画の素晴らしいところは、3DのCG効果で、アメコミの世界を正に実写しているという感じ、現代のバーチャル感覚と、抑圧された青年の内面を同時並行的に描写していること。出生の秘密がキーワードになるのだけれど、これが人間の、現代人の抑圧を表していて、映画を単なるアクション映画にしていない。

Peter Parker 役の アンドリュー ガーフィールド Andrew Garfield がとてもよろしい。私を離さないで(2010)、ソーシャルネットワーク(2010)の時より、ネガティブさにコミカルな要素が加わり、素晴らしいキャラクターの誕生だと思う。













おそらくNew Yorkであろうと思われる夜の高層ビルの山並みを颯爽とスピーディに渡り歩くシーンはこの映画の最高の見せ場でしょう。彼のマイナーでネガティブな抑圧を開放する絶好の舞台であり、観客も自らのコンプレックスを淘汰する瞬間にもなっている。


  
現代の文明の利器、まさに現代。

次回作をもう観たい私です。




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